昨日仕込んでおいた塩辛です。

イカを2杯使いました。今回はワタが少なめなので少し多めに塩を入れま
した。
「塩辛って結構時間かかるんだよね。」とだんなさんに話していたら、
「じゃ、買えばいいじゃん」と言われました。
でもね、買ったんじゃこの味出ないんですよ。しかも買ったものだと塩の
加減が濃すぎて・・・。でも手づくりだったら安心でしょ。入れたものは
塩だけだし。
お兄ちゃんも「お母さんの塩辛が一番美味しい」と嬉しいことを言ってくれて
いますし(美味しい塩辛を知らないだけかも

)頑張って作れるうちは
作っていこうと思っています。
そういえば河合真理さんがこんなことを言っておられました。
家に泥棒が入ることには神経質でいられるのに、実際自分の体の中に入って
しまうのにそんなに無関心でいられるのは不思議なことです、と。
確かにもっともなことです。だからこそ手づくりにこだわりたいんですよ。
そんな河合さんの著書に「おいしい手づくり手帖」があります。
手づくり味噌、パンを焼くために育てるハーブの天然酵母、豆カン、
ミンスミートのケーキ、手づくりハムなどなど、どれもこれも
スローフードばかり。ちなみにミンスミートは何かといいますと、ドライ
フルーツやナッツをお酒に漬け込んで発酵させたもので、イギリスの
クリスマスのお菓子には欠かせないものだそうです。各家庭で仕込まれ
家々で味があり代々受け継がれてゆく日本の糠床のようなものだそうです。
そんなお料理のレシピの合間にそのお料理にまつわるエピソードなどが
小気味よいテンポで語られていて、河合さんのお人柄のよさがうかがえます。
食事の大切さや楽しさをおしえてくれる本だと思います。
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スローフード
ミンスミートで思い出しましたが、わたしも漬け込むばかりではなく使わなくっちゃ。
以前はお味噌も手づくりしたのですが、母に、東京みたいに空気の悪いところに住んでちゃ、味噌なんか造っても…ということで、それもそうかとおもってやめました。
いい空気ときれいな水も基本なんですよね。特に味噌はそうだと母はいってました。